サポニンサプリが免疫力をアップさせる理由って?

サポニンの名前の由来は泡(シャボン)で、水と混ぜると石鹸のように持続性のある泡をつくります。こういう化合物を総称してサポニンに呼んでいます。

サポニンが免疫力をアップさせる理由は、マクロファージの貪食機能を高めて、リンパ球を活性化し、細胞性免疫や抗体生産を高めるからです。

簡単に言えば、マクロファージは他の免疫系の物質に異物が入ってきたということを教える存在です。マクロファージは貪食といって、異物を食べることで相手がどんなものかを判断します。その情報を連絡係の免疫細胞に伝えて、あとは総勢で異物をやっつけるのが免疫機能の働きです。

マクロファージの貪食機能が高まるということは、それだけ異物に対しての反応が素早く適切になるということです。そのため、サポニンサプリには免疫力を高める効果があるということです。
これはナチュラルキラー細胞が活性化されたという言われ方をすることが多いです。

他にも、サポニンにはインターロイキンやインターフェロンといった、サイトカインの生成を高める作用があるとも言われています。

サイトカインというのは、リンパ球や炎症細胞から分泌されるたんぱく質です。細胞の増殖や文化、アポトーシス(細胞死)などの情報を伝えて、免疫や炎症、傷の治癒などの生理機能を司っています。

サイトカインは低濃度で生理活性を示すたんぱく質で、白血球が分泌して免疫系の調整を行うインターロイキンや、ウィルスの増殖を抑制したり細胞の増殖抑制をするインターフェロンが有名です。

サポニンは免疫細胞からのサイトカインの生産を高めることができるので、細胞性免疫や抗体生産を活性化して免疫力を底上げしてくれるというわけです。

サポニンはいくつか種類がありますが、代表的なのは大豆と高麗人参に含まれるものです。サポニンは昔から生薬として使われることが多く、今でも効果や効能についての研究が行われています。
サポニンの摂取の際に注意したいのは、植物によって安全性が異なるところです。

大豆や高麗人参に含まれているものは安全です。大豆なら100mg/日摂取しても大丈夫です。しかし、生薬に使われている桔梗や柴胡(さいこ)に含まれるサポニンは摂取しすぎると赤血球の膜を溶かしてしまうことがあります。場合によっては吐血することもあるので、注意が必要です。

サポニンサプリが免疫力を高めてくれる理由は、ナチュラルキラー細胞を活性化させて、ウィルスや細胞といった異物への抵抗性を高めてくれるからです。